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【社内勉強会】「なぜブランド価値向上が必要なのか」明治大学の原田将教授にご講演いただきました
2023年9月1日、しるしにとって第3四半期の初日。明治大学の原田将教授をお招きし、社内勉強会を開催しました。テーマは、「なぜ、ブランド価値向上が必要なのか」。しるしがブランド価値を学ぶ理由と、社内勉強会の様子をおとどけします。
しるしが「ブランド価値向上」について学ぶ理由
EC運用代行業である私たちが「社内で『ブランド価値の向上』を学んでいる」と言うと、「メーカーではないのに?」と思われるかもしれません。
なぜ、しるしがブランド価値の向上について学ぶのか。
それは、私たちのミッションが「ブランド体験を最適化する」だからです。
私たちの事業内容は、EC運用代行。もちろん、ECモールでの売上・粗利で成果を上げることは当然です。ですが、売上は私たちが目指す最終的なゴールではありません。
私たちのゴールは、メーカーの方々が真心を込めて築いたブランドの”意味”を、購入者の方に最適な形で届けることです。
なぜ、しるしは「ブランド体験の最適化」を目指すのか
どの販路であっても、商品と購入者の接点では、必ず心の動きが発生します。
「店員の方が丁寧だった」「ネットで検索したら良いレビューがたくさんあった」など、ポジティブなものもあれば、「Amazonで購入したらパッケージが汚れていた」「検索しても全然情報が出てこない」などネガティブなものも。
このような心の動き全てが、購入者にとってのブランド体験になります。
残念なことに、ECの世界では、不正な転売の多さや運用の複雑さから、メーカーが考える「ブランド体験」がうまく購入者に伝わらないという課題があります。
しるしは、これらの課題を解決し、魅力的なブランドによって人々の人生を豊かにするために「ブランド体験の最適化」を目指しています。
そして、ブランドのEC運用をお任せしていただく以上、私たちは購入者のブランド体験の最適化を徹底的にサポートしていきます。
そのためにはブランドが築いてきた価値を守り、向上させる方法を学び続けなければなりません。その方法のひとつが社内勉強会です。
今回の社内勉強会では、明治大学経営学部・専任教授の原田将先生に、『なぜ、ブランド価値の向上が必要なのか』を教えていただきました。
『なぜ、ブランド価値の向上が必要なのか』社内勉強会
経営学の博士である原田先生の専門分野は、グローバル・ブランド管理、ブランド価値経営。さらに日本流通学会副会長・理事、国際ビジネス研究学会幹事などを務めていらっしゃいます。
著書『ブランド管理論』(白桃書房刊)は、日本流通学会学会奨励賞、多国籍企業学会賞を受賞されている、ブランド管理の第一人者です。
今回の勉強会の到達目標は「ブランド価値の構造とその効果を理解する」こと。まずはチームごとのワークからスタートしました。自分の好きなブランドを紹介し合い、「好かれるブランドの条件」を考えます。
ひとくちに「好きなブランド」と言っても、「機能で選んでいる」から「ブランドのファンになっている」まで、いくつかの段階に分けられることを、自動車メーカーのマツダの価値構造を例に学びました。
ブランド価値の構造を知ったあとは、その高め方。
原田先生が論文「日本企業におけるブランド価値経営の背景と課題 -ブランド価値の構成要素と利益-」で発表した、ブランド価値向上の3パターンを教わり、大手デンタルケアブランドのCMからブランドが伝えたい価値を考えます。
最後に、原田先生がブランド価値を増大させるために大切な3つの要素をまとめてくださいました。
社員一同、より質の高い「ブランド体験の最適化」を実現できると確信し、原田先生に感謝の拍手を送りました。
しるしは、売上を追うだけではなく、ブランドの価値を守り・向上させるため、各界のプロフェッショナルをお招きして学び続けます。
「ブランド体験を最適化する」EC運用に共感してくださった方は、ぜひお気軽にお問合せください。私たちと一緒に、貴社のブランド価値を、ECプラットフォームでもお客さまに届けましょう。
\ご相談は無料です/